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2013年9月27日金曜日

記憶力低下原因のたんぱく質特定

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
流沙浄土辺



「ど忘れ」が「ど忘れ」でなくなり、日常的となり

「忘れ」の時間、記憶の空白時間が長くなって

所謂「ボケ」と呼ばれる症状になる。

本来、備えているべき記憶力が低下するのは

脳に在る「海馬」と呼ばれる記憶に関与している

領域の働きの劣化にある。

ノーベル賞学者が指導するコロンビア大学の

研究グループでは、この海馬に注目して、記憶に

関する研究を進めている。

グループがネズミを用いた研究では、この海馬が

備えている「RbAp48」と呼ばれる蛋白質が老化

するに従い減少することが判った。

遺伝子操作を用いて「RbAp48」蛋白質を増やすと

生後15ヶ月の老齢のネズミの記憶力が、3ヶ月

程度の若いネズミが備えている)記憶力にまで

回復したのが確認された。

人間で同じ結果が得られるかは今後の研究を

待たねばならないが、アルツハイマー症状などの

治療で効果が得られるようになれば医療費の

大幅削減にもつながることになりそうだ。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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