２０１４年２月にギニアで発生したエボラ出血熱は
リベリアとシェラレオネで感染拡大が続いていたが
更に、ナイジェリアにも飛び火し、野火のように
感染地域が拡大している。
感染者が既に１１００人に達し、過去最悪の規模に
達し、医療関係者にも１００人の感染者が出ている。
感染拡大阻止に備え現地で治療に当る医師団の
先頭に立ってきたカーン医師がエボラウィルスに
感染して命を落としたの初め、感染した医療関係
者のうち約半数が死亡するなど命がけの治療が
続けられているが、WHOの報告では既に６７２人が
死亡している。
致死率が最大９０％にも達するが、医師団の
懸命の治療で６０％程度に抑えられている。
西部アフリカ諸国の間では不安が高まっており
６月２９日にはイベリアは国境を閉鎖している。
コウモリやゴリラ、チンパンジーなどの野生動物が
感染源とされ、強い感染力を備えたウィルスは
血液や汗、排泄物を介して感染が拡大する。
感染すれば高熱が出て、下痢やおう吐、内臓膜や
皮膚から出血するのでエボラ出血熱と呼ばれる。
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