地球から4番目に近い太陽系外の天体に氷の
雲が存在している可能性があると報告された。
地球と同様に水を備えた天体、惑星は幾つか
発見されているが、太陽系外では最も近い惑星で
研究が進めば酸素や生物が存在していたか
などの情報が得られることだろう。
この天体は、太陽のように核融合反応を起す
ことが出来ずに冷めてしまった星で、褐色矮星
「WISE0855-0714」と呼ばれ、地球から7.3光年
離れており、うみへび座に存在する。
木星と同じくらいの大きさで、木星よりは少し
温かい環境を備えているとされる。
地球から最も近い場所に在る星は、約4.4光年
離れた三重連星の「ケンタウルス座α星」。
2番目が約6光年の「バーナード星」、次いで6.5
光年離れた二重連星の「ルーマン16（WISE 10
49-5319）」らに続く4番目に遠い星となる。
地球と同じような環境を備えた星探しが続け
られえいるが、水が存在する星は幾つか発見
されており、かって水が存在した痕跡が確かめ
られた火星のこともあり、可なり多くの星に水が
存在していると考えられている。
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