農林水産大臣の経歴を持つ石破首相と政治家
として20年間の実績をもつ江藤農林水産大臣。
農業政策について精通し、国民の食の問題に
関しては十分な知識と経験を持つ2人であれば
コメ不足問題もうまく裁量を働かせて、早い
段階でスムースにソフトランディングさせて
ここまで大問題にさせることはなかったはず。
だが、結果は100%自給を誇っていたはずの
コメが、全く足らなかったのだ。
国民の突き上げで放出した備蓄米の量も
不足分の半分ほどで、放出判断も遅すぎ。
さらに、5月初めなっても放出量21万トンの
うち市場のスーパーに並んだのは僅か1・4%。
4月24日に江藤拓農水相は、市場でコメ不足が
問題になっているのは、卸売業者が前年以上に
コメを沢山在庫しているが、出さないからだ。
また、在庫が尽きてしまう不安から出さない。
卸業者は、この在庫を出して欲しと発言。
これに対して卸業者代表は、集荷業者のJA全農が
売り渡すコメが用意できないとして、年間
扱い量の7割程度しか仕入れできなかった。
また、手元に在庫しているのは引渡し先が
決まっているひも付きの在庫品と否定。
ないものは出せない、のは当然のことだが。
こうした状況、実態を農水省は全く把握して
いなかったとを暴露したも同然で、これまで
一体何をして来たのかが問われる。
流通での目詰まりが、末端でのコメ不足の
原因と責任を転嫁し、備蓄米早期放出の逼迫を
全く意識していないような遅々とした対応。
無為無策の2人が、この先も国民を苦しめ続ける。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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