ページ

2025年5月1日木曜日

中国の低価格帯通販商品の生産業者に悲劇

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤ マ ザ ク ラ



これまで、中国から輸入する800ドル(約11万~

11万5000円)の商品に対しては非課税基準額

(デミニミス)ルールの適用されていたが、

トランプ大統領は4月2日に廃止を決め、5月

2日から課税されることとなった。

中国からは、非常に多くの非課税商品が直送

されて来ており、これまでも問題視されて来た。

中國には、広州市に製造拠点を置く低価格帯の

アパレル業者が存在し、1週間から10日ほどの

短納期で受注品を製品化して発送する。

縫製加工所は、大型機械や高価な設備を持たず

家内工業的な規模で、受注した単品を集中的に

加工仕上げする。

実店舗を持たず、通信販売のみで、日本にも

東京、大阪にショールームを持つが販売はしない。

売上金額は12億ドルにも達するが、生産に従事

する労働者の過酷な労働環境が問題視されている。

中国国内には、米国向けに受注生産する衣料品や

雑貨商品を受注生産している小規模工場が多い。

トランプ大統領が、選挙活動などでも被る

帽子なども中国製であるのは知られているが、

こうした商品を製造しているローエンドの

工場経営者は、今回のトランプ関税による

直撃を受けており、既に企業閉鎖が多発。

資金力のある企業は、関税率の低いベトナム

などへの工場移転も可能だが、製造コストも

アップする上、配送時間もかかるので、

短納期のメリットも薄れる。

工場の移転か、廃業かの選択を迫られている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: