政府の備蓄米の第1回目の入札で、94%に
当たる14万トンを落札したとされるJA全農。
当初、迅速に、かつ公平に消費者の手元に
届けるのが責任だとか、大きなことを言って
いたが、1ヶ月以上経っても備蓄米が出回らない。
鹿児島県や福井県などの一部の店頭にのみ並ぶ。
報道では、入札で落札された14万トン余りの
うち、3月30日までに集荷業者、JA全農などが
引き取ったのは僅か4071トン。
そのうちから小売業者に渡ったのは426トン、
外食業者などへは35トンに過ぎず、合わせて
僅に0・3%しか消費者の下には届いていない。
当然ながら、4月13日までの1週間のスーパー
店頭の平均価格は上昇しており、5Kg当りの
税込みで4217円と15週連続で値上がり。
入札で、2番目に多いとされるJA福井が
落札した2240トンは、9日から店頭に並べ
られたと報じられているが、JA全農の13万
トンを超える量は、倉庫に眠ったままの状態
なのか、卸売業者にスムースに引き渡されて
いないのが、店頭でのコメ不足の大きな原因だ。
結局、JA全農が価格つり上げの画策に時間を
費やして、卸売業者への売渡を遅らせたとしか
考えられない仕事ぶりだと非難されるべきだ。
江藤農林水産大臣は、4月8日の記者会見では、
備蓄米がスーパーなどの店頭に本格的に並ぶ
のは今月10日ごろになるという言ったと
思ったら、10日には、中小のスーパーなど
からは[店頭に並ぶのは、早くても4月末から
5月になる]といった声が出ていると呑気な
ことを口にしてしており、僅か2日後には
20日ほども遅れると他人事のように話す。
全く、職務の使命感も責任感も感じられない。
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