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2025年4月24日木曜日

政府 追加放出米の卸ルートでの転売を認める

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
狛 犬  氷室神社



21万トンの備蓄米放出では、全国に基盤を

整えるJA全農が、入札量の9割以上を落札したと

されており、この結果、JA全農ルートに繋がる

大手卸売業者から外れている中小卸売業者には

備蓄米が流れてこず、このルートに頼っていた

スーパーは、備蓄米には無縁となった。

いはば、流通から干されていたのだ。

大手は、コメ保管用の低温倉庫を保有している

ため、市場への放出は、自由自在に調整が

出来るので、価格の上昇、高値維持が可能に。

やっと気が付いた農水省は、これまで禁じて

いた卸売業者間の取引を認め、干されていた

中小卸売業者への流通ルートを開いたが、

価格は高めになることは必至。

専門家は、3回目となる放出を、これまでの

前回の結果を見てから決めるとしていたのを

結果を見る前に放出を決定したのは、流通の

末端業者を始め、消費者から悲痛なコメが

ない、との声に、やっと気づいた結果と指摘。

コメガ無いとの悲痛な声が満ちているのに

なお、農水省はコメの生産が十分なのに、

業者らが在庫を増やして流通が目詰まりして

いることが価格高騰につながっているとして

供給の絶対量が不足している実態を認めない。

4月も中旬になって、夏日の気温を記録した

地域も出て来た。

玄米でとはいえ、コメの保管には気温の

上昇は品質の悪化に繋がるため低温保存が

原則で、流通業者は温度15℃以下、湿度

70~75%での保管が可能な低温倉庫を持つ。

コメ高騰相場で、投機に走っている俄か米屋は

気温が20℃を超える場所で保管していると

コメは一気に虫やカビなどの発生に襲われる。

追加放出で、市場相場が落ち着いたころ

行き場を失った俄か米屋のカビ米を掴まされぬ

ことに注意が必要だと専門家は指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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