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2025年4月11日金曜日

3月末になってもコメは少なく高値更新続く

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤ ド リ ギ



総務省が、3月28日に発表した3月の小売物価

統計(東京都区部)で、コシヒカリ(5Kg)の価格が

前月より316円(7%)も高い4679円だった。

江藤農水大臣は、備蓄米を放出すれば、

消えたコメが値下がりを恐れて、市場に

出てくるので、コメ不足は解消し、価格も

下がり正常化に向かう、と備蓄米放出策を

自画自賛していたが、待てど暮らせどコメは

出て来ず、価格だけは上がりっ放し。

待っていた分だけ、高いコメを買わされる

羽目になった。

これで、備蓄米を放出して、当面の不足感を

消せば、高値で価格を維持できると農水省と

JA全農は花見の宴会でもしているのだろう。

4月に入って3日目、のぞいたスーパーの棚は、

高い値のついたコシヒカリ2袋だけだった。

同時に公表された東京都区部の消費者物価

指数(2020年=100)の米類は195.1となり、

1970年以降の最高を6ヶ月連続で更新。

3月の消費者物価指数は、2・4%上昇した。

コメが9割ほどの暴騰が数値を押し上げた。

2回目となる6万8000トンの入札も終わったが

落札価格の平均は、玄米60Kg当り税抜きで

初回が2万1217円で、2回目は2万722円と

およそ500円の僅かな値下がりでしかなかった。

入札者が手元在庫も少ないこともあり、高値

水準が続くと読んでいる証拠。

それでも、農水相は2回目の様子を見てから

3回目を検討するとして、コメ不足はそっちのけ。

もともと21万とは不足していたのだから、

このままでは当面の不足分は穴埋めできても、

市場の不足感が緩和されるわけではなく、

6月から早くもコメ争奪戦が始まるとの指摘も。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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