農林水産省が発表した、全国のスーパー
およそ1000店でのコメの平均価格をまとめ、
毎週公表している。
発表された3月31日から4月6日までの1週間の
平均価格は、5Kg当り税込みで前の週より
8円値上がりし、4214円と14週連続で値上がり。
4月18日、コメを買いに行ったスパーの棚には
ただ2種類、無洗米と白化米と砕米が多く混じる
等外品のコメ袋しかなかった。
高い安いではなく、食べるコメが無いのだ。
3月10日に実施された入札から5週間たって
未だ、放出米には出会えないし、店頭に
並んだとしても即座に完売だろう。
日本の国のトップはこうした現実をどこまで
理解し、責任を感じているのだろうか。
4月14日に開かれたコメの流通関係者との
意見交換会で、江藤農林水産大臣は[極めて
イレギュラーな状態で国も異例の対応として
備蓄米を放出した]と発言している。
異例とはどういう意味なんだろう。
コメ切れを起こしている状態を非常事態とは
考えていないのだ。
未だに、流通で目詰まりを起こしているのが
原因だと開き直っている。
放出から、1ヶ月以上も経っても店頭に
コメが出てこない状況をどのように捉えて
いるのか。
3月に、政府が1回目の入札後に放出した
備蓄米14万トンのうち2週間で卸売業者に
引き渡された量が2%程度に止まっていた
ことがが明らかにされた。
2週間たっても、落札米は倉庫に眠ったままに
放置されていたと言うことだ。
政府も落札業者、JA全農も末端でのコメ不足
状態を意にも解せず、急いで卸に回す気が
なかったということ、即ち飢餓状態において
値上がりを煽っていたのだろう。
下衆の勘繰りだと言われようが、スーパーの
棚に、5週間たってもコメが無いのだ。
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