農林水産省が、4月14日発表したスーパーでの
3月31から4月6日までの1週間のコメ5kgの
平均価格は4214円で、14週連続で上昇した。
備蓄米は一体どこへ流れ、どこに隠されたのか。
農林大臣は、4月初めには備蓄米が店頭に並び
価格が5Kgで500円は下がるとしていた。
問題は、スーパー側が[備蓄米は『蚊帳の外』で
手当てできない]と口にしていることだ。
実際、月初めから毎週、コメの当用買いに
スーパー間を走り回っている。
見つけたとしても4000円もして、来週は
数量が増え、価格も下がると思って当用買い
したが、その後に買いに訪れたスーパーでは、
棚には数袋のみと状況は変らず、価格だけは
上がっているという全く腹立たしい限りだ。
一体いつになれば、コメを気にせずに毎日
ご飯が食べられるのかとつくづく情けなる日々。
弁当が必要な日だけ、ご飯は炊く日々だ。
農林水産省は3月31日、価格の高騰が続く
コメの今年1月末時点での流通実態の調査
結果を発表した。
既に2ヶ月間のズレがある報告だが、生産者や
卸売り、小売り、中食・外食の各段階で
コメを多めに確保する動きが広がり、前年比で
計19万トン程度の在庫が増加したとみられ、
分散して在庫が積み上がっていたと発表した。
生産者による直接販売や集荷業者を通さない
新たな事業者との取引などが増加しており、
小売りや中食・外食段階で、コメ切れを恐れて
前年より在庫が7万トン増え、生産者段階でも
出し惜しみか、値上がり待ちか9万トン増、
卸売り段階で3万トン増えた一方、小売店では
棚が空っぽの状態が年初から続く。
言い訳がましい流通在庫増がコメ不足の原因と
責任逃れをするより、1月末時点で備蓄米
放出を迅速に決定し、一刻も早くスーパーの
棚へ、コメを流すのが食を預かるのが農水省の
責務の筈だ。
仮に、19万トンが流通などで在庫となったと
しても、昨年度は予測より18万トンほど
多く収穫されている。
増収量が、在庫に寝ても、流通計画量で
絶対量が不足したと言うことは、もともと
コメが無かったこと、供給量が不足して
いるのだから、早く、実態を説明して不足量と
される40万トンを放出すべきだったのだ。
5月から7月まで追加で10万トンづつ放出
すると発表したが、コメ不足状態を保ち、
2倍にもなったコメ価格を維持する方針なのだ。
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