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2025年4月29日火曜日

今年の百日咳患者が過去最速で増加 4100人超

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
御 衣 黄  奈良公園



国立感染症研究所などが統合されて、2025年

4月1日から発足した[国立健康危機管理研究

機構]によると、百日咳患者が過去最速の

ペースで感染者が増加しているとする。

全国の医療機関から3月24~30日(2025年

第13週)に報告された患者数は578人と、

現在の集計法になった2018年以降1週間

当たりの報告数としては最多となった。

前の週はに報告された患者の数は458人。

今年に入ってからの約3カ月間の累計は

4771人となり、昨年1年間の累計4054人を超えた。

感染者の累計では、東京都や大阪府などの

都市部で多いほか、新潟県や沖縄県で多い。

百日咳は、百日咳菌を原因菌として発症し、

痙攣性の咳発作などを症状とする感染症。

小児に多くみられる病気で、1歳未満の乳児、

特にワクチン未接種の生後3か月以下では

重症化し、死亡することもある。

大人が百日咳に罹った場合は、咳が長引く

ものの重症化することは少ないが、周りの

子どもに感染させて、広がる原因となる。

百日咳による小児の重症化・死亡を防ぐため

日本では乳児にワクチンの定期接種が行われる。

ワクチンの効果は、4~12年で減弱すると

いわれており、近年では小学校高学年以上を

中心に患者が増加傾向にあるとされている。

感染は、百日咳菌と呼ばれる細菌が咳による

飛沫や接触によるのが主な感染経路。

細菌を含む飛沫を吸い込んだり、細菌が

付着した手で鼻や口などを触ったりする

ことが感染する原因となる。

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