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2025年4月16日水曜日

25年2~3月 大船渡など各地で山火事多発

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ソ メ イ ヨ シ ノ  奈良公園



2025年2月26日、岩手県大船渡市三陸町綾里

田浜下の山林で火の手が上がった火災のほか

赤崎町合足地区や陸前高田市小友町柳沢など

3ヶ所で相次いで火の手が上がり大規模化。

4月7日には、広範囲に延焼していた山火事も

折からの雨にも助けられて鎮火した。

この火災で焼失した面積は延べ2900haにのぼり 

近年では最大の山林火災となった。

この火災で住戸102棟を含むおよそ210棟の

建物が全半焼した。

今回の山火事の拡大の要因は、降雨量が例年の

3%程度だったため極端な乾燥状態だったこと。

加えて、海岸部の急峻は峰が複雑に入り組み

折からの強風の風向きの変化が甚だしかった

ことなどが消火活動を妨げ、更に燃え易い

針葉樹林の上部での樹冠火の火や燃えた葉や

木片が強風に煽られて、時には500mもの

先まで飛び火したことが延焼域拡大となった。

特に、三陸海岸では松食虫被害で枯れた

アカマツが多く存在し、倒木や立ち枯れの

木もあるため、乾燥していると非常に燃え易い。

大船渡での山火事に続いて、

3月23日には、岡山県南区飽浦で発生した

山林火災では565haを焼失して5日後に鎮火。

3月23日、愛媛県今治市長沢地区の山林から

出火した山火事では、約442haを焼失。

4日後の27日夕から28日未明にかけて降った

まとまった雨の助けがあって鎮火に成功した。

25日には、宮崎市鏡洲の山林で発生した

山火事では、約50haを焼失して27日に鎮火。

出火原因は、大船渡市ではゴミ焼きの火や

作業小屋からの出火かと思われるほか原因が

確認されていず、今治市の火災も出火原因不明。

岡山県の場合は、山林での伐採作業で木っ端を

燃やしていた火が周囲へ移ったこと、宮崎県の

場合でも山林作業中の火の不始末が原因とされる。

専門家は、山林火災の出火原因は北米などでの

落雷や樹木同士の擦り合う摩擦による発火は

考えられず、日本国内における山火事の原因は、

ほぼ100%が火の不始末やたばこのポイ捨てなど

人為的な原因であると指摘。

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