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2025年4月21日月曜日

3月末 南海トラフ巨大地震[新被害想定]公表

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヒ ガ ン ザ ク ラ



政府の地震調査委員会は、3月末に南海トラフ

巨大地震についてのこれまでの被害想定を

見直した[新被害想定]を見直して発表した。

今後30年以内に発生する確率は[80%程度]で、

新たな想定では、巨大地震による死者数は、

これまでの最悪で32万3000人から8%ほど

少ない29万8000人とされた。

想定されている最大M9クラスの巨大地震

因による揺れは、震度6弱以上が神奈川県から

鹿児島県にかけての24府県600市町村に、

震度7が静岡県から宮崎県にかけての10県

149市町村で想定されている。

また、津波では、3m上が福島県~沖縄県に

かけての25都府県に、10m以上が関東~

九州にかけての13都県で想定されている。

死者の内訳では、津波によるものが最も多く

21万5000人、建物倒壊によるものが7万3000人、

地震火災によるものが9000人となっている。

建物被害は全壊・焼失でh,最大で235万棟と

前回の238万6000棟から2%ほどの減少に止まる。

更に、今回初めて災害関連死を初試算し、

最大で5万2000人が想定されている。

避難者数は、地震の1週間後に最大1230万人と

全人口の1割にのぼる。

経済被害は、270兆円余りと国家予算の2倍

以上となり、深刻な影響が日本全体に及ぶ

ことが浮き彫りになっている。

地域別の被害想定では、震源に近い東海・

近畿地方は静岡県から和歌山県にかけての

沿岸では津波は最大で20m以上と想定。

津波の到達も早く、地震発生から最短2分で

1mの第一波の津波が押し寄せる所もある。

停電では、東海の愛知・静岡・三重の3県と

近畿の大阪・和歌山・兵庫の3府県では地震

発生直後、最大9割で発生する可能性がある。

震源に近い四国では、高知県では全国で最も

高い34mの巨大な津波が想定されている。

ライフラインへの影響も大きく、被災直後に

岡山県、広島県、山口県の3県と四国全域で

最大9割で停電が想定されている。

長周期地震動では、2015年に国が行った

推計では、最大クラスの巨大地震によって、

東京、大阪、名古屋周辺の三大都市圏の

沿岸部を中心に超高層の建物の最上階の

揺れ幅が広い範囲で1mを上回り、一部の

地域では2mから3m以上に達するとしている。

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