千島・カムチャツカ海溝は、カム チャツカ
半島の北部、アリューシャン列島と接する
付近から、北海道の襟裳岬沖からまで、
およそ2200Kmの長さで延びる海溝。
この海溝のうち、北海道に直接的な影響を
及ぼす海溝部分が3つに分けて評価されている。
過去100年間ほどにおけるM8・0以上の巨大
地震の発生記録では、
*色丹島及び択捉島沖
海溝の最北部での1923.2.4.のM8.4から、
最南部での1994.10.4.のM8.3までの間で
両者を含めて合計9回もM8・0以上の大地震が
発生しており、北部で1952.11.5.にはM8・9の
巨大地震が観測されている。
*根室沖
17世紀に発生したM8・8と推定されている
巨大地震の震源となって以降、M8.・0を超える
地震は発生しておらず、M7・5レベルが2回ほど
発生しているのみで、この領域には大きな
歪が蓄積されていると推定されている。
*十勝沖
1952.3.4.にM8.1.、2003.9.26.にM8.3の大地震が
発生している。
2003年9月26日に発生した十勝沖地震では、
長周期地震動により震源から約250km離れた
苫小牧市の石油コンビナートで、石油タンク
内の石油が揺動する現象(スロッシング)により
火災が発生している。
根室沖と十勝沖の両領域で、海溝から陸側に
かけて広範囲に破壊が広がった2011年の
東北地方太平洋沖地震タイプの巨大地震
発生の懸念が高まっている。
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