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2025年4月15日火曜日

中國ゼネコンの33階建てビル倒壊 バンコク

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
コ ブ シ



ミヤンマー中部のマンダレーを震源とした

M7・7の地震で、およそ1000Km離れて

タイのバンコクで建設中の33階建ての

オフィスビルが一瞬で倒壊した。

このビルは、中国国有のゼネコン[中鉄十局]が

施工を行っており、地上33階建てのオフィス棟と

5階建ての駐車場を建設する計画で、建築

総面積は約9万4千平方メートルに上る。

中鉄十局は、海外で初めて手がける超高層

ビルだとHPで紹介していた。

当局によるものか、HPは倒壊後に消去された。

タイ当局は、他のビルでは大きな被害が出て

いないのに、なぜ倒壊したのかに大きな

疑問を抱いているとされる。

また、倒壊したビル周辺では、立ち入りが

禁止となっているにも関わらず、中国人の

男ら4人が、地震発生翌日の29日にビルの

裏口から侵入し、駐車場のコンテナ内にあった

書類を持ち出したとして逮捕された。

男は建設のプロジェクトディレクターを名乗り、

正規の労働許可証やパスポートを所持していた。

4人が持ち出された書類は建設請負業者や

下請け業者に関する文書や一般工事検査

通知書など32枚で、警察が押収した。

2008年5月12日に発生したM8・0の四川大地震

では、約7000もの学校の校舎が倒壊して、

多くの児童が犠牲になったほか、負傷者数が

445万人にも上る大震災であった。

この、校舎倒壊原因で明らかになったのが、

耐震性を無視した杜撰な[オカラ工事]だった。

今回の高層ビル倒壊は、将にこの[オカラ工事]を

思い起こさせるものである。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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