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2025年5月20日火曜日

富士山の噴火の歴史 現在300年間噴火がない

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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気象庁の火山噴火予知連絡会は、過去1万年

以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動が

ある火山を活火山と定義し、国内で111座の

活火山を指定している。

活火山は、過去100年間に収集された観測

データや過去1万年間に起きた規模の大きい

噴火履歴を地層から判断するなどして、

活動度をAからCまでの3ランクに分類している。

富士山は、活火山であり、過去の活動歴から

Bランクに分類されている。

富士山の最近の噴火は、1707年(宝永4年)の

宝永大噴火で、10月28日に発生した南海

トラフの地震である宝永地震(M8・6)の49日

後に噴火が始まった。

噴火のひと月ほど前から、火山性地震や鳴動

などのはっきりした前兆が伴っていたが

宝永地震が引き金となったと見られている。

この地震から、300年以上経過し、平穏な

状態が続いている。

過去には、1083年から1511年までは400年

以上も噴火の記録がない時期もあり、300年

経ったから噴火が近いとの予測は当たらない。

国や研究機関などが地震計や傾斜計などさま

ざまな機器を設置して、充実した観測体制を

敷いているが、異常が観測されたからと言って

全てが噴火に結び付くものでもない。

現在の科学技術では正確な噴火予測は難しい。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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