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2025年5月21日水曜日

富士山の噴火の歴史 誕生から70万年

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富士山の周辺一帯は、数百万年前から火山

活動が活発であったとされている。

富士山が、誕生し、現在に至るまでの

知られている主な噴火で歴史は、

*小御岳火山(約70万年前~20万年前)

現在の富士山の位置に小御岳火山が活動を

開始したのが、最初だとされる。

*古富士火山(約10万年前~)

小御岳火山が暫く休止した後、約10万年前から

始まった新たな活動時期に生成される。

古富士火山は爆発的な噴火が特徴で、大量の

スコリア(噴出物)、火山灰や溶岩を噴出し、

標高3,000mに達するまで成長。

当時の山肌は、宝永山周辺に残存する。

*新富士火山(約5千年前~)

古富士火山の噴火の後、約4000年間は平穏期が

続いたが、約5,000年前から新たな活動が始まり

溶岩流、火砕流、スコリア、火山灰、山体崩壊、

側火山の噴火などの一連の噴火活動で、現在の

山容が形成された。

新富士火山のスコリアは鉄分が多く、火山灰も

黒色であることが多い。

*縄文期の噴火

3,000年前の縄文時代後期に、4回の爆発的

噴火が起こり、仙石スコリア、大沢スコリア、

大室スコリア、砂沢スコリアとして知られる。

*延暦大噴火(800年)

[日本紀略]の記載では、800年(延暦19年)に

大規模な噴火が起こっている。

*貞観大噴火(864~866年)

864年(貞観6年)、富士山の北西斜面(現在の

長尾山)から大量の溶岩流で

当時存在した大きな湖(せの海)を埋めて

西湖と精進湖に分断し、更に富士山麓の北西、

標高920 - 1300メートル付近に流れて出た。

その 面積はおよそ30平方キロメートルあり、

青木ヶ原樹海を形成している。

*宝永大噴火(1707年・宝永4年)

12月16日朝に南東山腹(今の宝永山)で爆発的

噴火が発生し、黒煙、噴石、降灰があった。

噴火は月末まで断続的に発生したが、次第に

弱まって収まった。

古文書によれば新富士火山の噴火は781年

以後17回記録されている。

特に、平安時代に多く、800年から1083年

までの間に12回の噴火記録が残る。

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