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2025年5月28日水曜日

[コメを買ったことがない]農水相のいる国

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
彼 岸 桜  大仏殿



農林水産相の実家が、米作農家であり、大臣

自らが田に入り、コメ作りに勤しんで来た

のであれば、米作農家が置かれている環境も

理解できており、コメ作りの苦労も農業の

重要性も当然よく理解していて、現在の

異様な米騒動に際しても、少なくとも国民を

納得させる対策を打ってくれていただろう。

ところがそうではなかったのだ、何と支援者

からの届け物でコメを買う必要もなく、自宅

には売るほど溜っているという。

これを自慢気に人前で口にする農水相。

こんな輩が、コメ行政を取り仕切っている

のが日本であり、その上に立つコメ行政の

経験者の内閣総理大臣が座っている国なのだ。

5月5日から11日までの1週間にスーパーなどの

店頭で販売されたコメの平均価格が、5㎏当り

消費税込みで4268円と前の週から54円も

値上がりして、過去最高価格となった。

なお店頭では、放出された備蓄米を手にする

ことが出来ないばかりか、深刻な品不足が続く。

農水相は、90%以上も落札したJA全農の

無責任な対応を庇い、流通で目詰まりを

起こしているのが、備蓄米の小売店に届くのが

遅れている原因と責任の所在をうやむやに

するばかりで、真剣さと責任感が全く見えない。

農林水産省が、5月18日に初めて公表した

備蓄米の流通先調査では、3月10~12日の

初回の入札で放出した14.2万トンのうち、

3月30日までに卸売業者に渡ったのは僅に

1・9%の2761トンで、更に、その先の小売店に

届いたのは0・3%の426トンと無いに等しい量。

20日には、小売店や外食事業者への備蓄米

流通量が4月27日時点で2万2379トンだったと

公表したが、3月に落札された計2回分の

放出量の10・55%に過ぎない。

これでは、給食や大手需要先が優先となるので、

スーパーなどの店頭で、一般国民が備蓄米を

目にすることすらできない状況だ。

政治の怠慢としか言いようがないだろう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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