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2025年5月9日金曜日

金融企業に変質したJAバンクは[不正の温床]

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紅 枝 垂 れ 桜  東大寺



「JA」とは、農業協同組合(農協)の英語名称

[Japan Agricultural Cooperatives]の頭文字が由来。

JAは、1949年に施行された[農業協同組合法]を

根拠法とし、農業者の協同組織の発達を促進する

ことにより、農業生産力の増進及び農業者の

経済的社会的地位の向上を図り、もって国民

経済の発展に寄与することに関する法律で

あると説明されている。

このJAが、現在では金融業が本業となっている。

元来、農業従事者による組合員のための

組織であるべきだったのが、金融業が本業化

したために、数々の不正や不法行為が蔓延する

組織なってしまっているとの厳しい指摘がある。

1000万人以上の組合員を擁するまでに肥大した

JAバンクには、共済(保険)事業と信用(銀行)

事業の2分野が存在する。

特に、問題化しているのが共済事業。

保険業務、特に勧誘業務に従事するJA職員には

厳しい勧誘のノルマが課されており、これが

不正を産む要因になっている。

農業従事者にとっては、昔からの農協さんと

呼んで、緊密な間柄で成り立っていた。

しかし、年金制度などに知識が乏しい高齢者を

対象にした不正行為が後を絶たないという。

多くの人が加入している農業者老齢年金の

受給要件は年齢の要件のみで、保険料納付済

期間を有した加入者が65歳以上75歳未満の間で

裁定請求を行なったときから受給開始の年金。

だが、無知に付け込んで90歳を受給開始年齢と

して年金に加入させる勧誘が横行。

常識では、幾ら長寿社会とは言え信じられない

話だが、これを当たり前として勧誘している

農協も存在するという。

90歳の満期前に、引出したり、解約には

応じないというから恐ろしい。

JAバンクには、保険の専門家も少なく、正しい

営業手法やコンプライアンスを学ぶ研修の

場もなく、[農協]の威を借りて保険を売る。

秋田県のでは、農産物の精算方法である

[共同計算]の杜撰な管理で76億円にも上る

巨額損失を出している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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