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2025年5月29日木曜日

農業団体首脳 コメ関税引き下げに脅し

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ナラノヤエサクラ



5月も下旬、スーパーの店頭には未だ備蓄米の

姿は見えず、棚に並んでいたら否応なしに

高値でも買わざるを得ず、銘柄の選択は不能。

この状態が、24年の8月から続いているのだから

誰しも願うのが、輸入米を増やして、コメ不足

から解放してほしいということ。

だが、日本国はコメの自由な輸入を認めない。

コメの自給とコメ農家の保護で、日本の

食の安全保障を保つのが目的。

コメを輸入すると、1㎏当り341円もの関税が

掛かることとなり、現在のような5Kg当り

4000円を超える価格にならないと輸入しても

採算が取れないほど高い関税率なのだ。

日本国内の生産量の1割余り多い、年間77万トン

だけのコメの輸入を認めているが、そのうち

主食米は10万トンに過ぎない。

トランプ関税交渉で、このコメ輸入規制の

ミニマムアクセスに切り込んで、主食米の

輸入量を30万トン以上増やして欲しいと

トランプ大統領にエールを送りたいほどだ。

全国の農業団体の首脳は、もし、関税率を

引下げれば、選挙で自民党候補者に投票せず

落選させると脅しをかけている。

国会での農林議員は、主食米輸入拡大や

コメの関税率引き下げには猛反対をして抗議。

日本のコメと変わらない味を備えるベトナム

米は、このところ輸出が不振で、価格は

5Kg当りで280円台にまで下がっており、

タイ米の300円台を下回っている。

5Kgなら、1700円を超える関税額の高さが歴然。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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