5月も下旬、スーパーの店頭には未だ備蓄米の
姿は見えず、棚に並んでいたら否応なしに
高値でも買わざるを得ず、銘柄の選択は不能。
この状態が、24年の8月から続いているのだから
誰しも願うのが、輸入米を増やして、コメ不足
から解放してほしいということ。
だが、日本国はコメの自由な輸入を認めない。
コメの自給とコメ農家の保護で、日本の
食の安全保障を保つのが目的。
コメを輸入すると、1㎏当り341円もの関税が
掛かることとなり、現在のような5Kg当り
4000円を超える価格にならないと輸入しても
採算が取れないほど高い関税率なのだ。
日本国内の生産量の1割余り多い、年間77万トン
だけのコメの輸入を認めているが、そのうち
主食米は10万トンに過ぎない。
トランプ関税交渉で、このコメ輸入規制の
ミニマムアクセスに切り込んで、主食米の
輸入量を30万トン以上増やして欲しいと
トランプ大統領にエールを送りたいほどだ。
全国の農業団体の首脳は、もし、関税率を
引下げれば、選挙で自民党候補者に投票せず
落選させると脅しをかけている。
国会での農林議員は、主食米輸入拡大や
コメの関税率引き下げには猛反対をして抗議。
日本のコメと変わらない味を備えるベトナム
米は、このところ輸出が不振で、価格は
5Kg当りで280円台にまで下がっており、
タイ米の300円台を下回っている。
5Kgなら、1700円を超える関税額の高さが歴然。
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