中国が先端産業に不可欠なレアアースの
イットリウム、テルビウム、ガリウム、
ジスプロシウムの日本向け輸出を停止している。
イットリウムは、半導体製造装置や航空機
エンジンの耐熱コーティング、発電用ガス
タービン、レーザー、各種電子製品などに
使用されている。
中国は25年、レアアースの輸出規制を強化した
後に、米国向けにはイットリウムの輸出を
一部再開した。
統計によると、中国の26年7月の米国向け
酸化イットリウム輸出量は29トンと輸出規
制導入後では2番目に多い量だった。
だが、日本向けはゼロが続く。
研究者の報告では、イットリウムは重希土に
近い化学的特徴を持っているが、比較的多種の
希土類鉱石に含有され ているという。
地殻には、鉛や錫より含有量が多いとする。
8月から、重要鉱物特恵市場が動き出した。
この市場から鉱石の調達が容易になれば
国内での先端的な技法による製錬も可能だ。
更に、27年度から採集・製錬が始まる南鳥島
周辺海域でのレアメタル泥には、イットリウムが
29・9%も含まれている分析結果も出されている。
重要鉱物特恵市場に加えて、南鳥島のレア
メタル泥採集が本格的になれば、日本の持つ
科学的精錬法により、イットリウムだけでなく
各種のレアメタルの調達で、現在の中国依存は
劇的に様相を変えて中国よさらば、となる。
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