寺の山門をくぐると、大きなイチョウの木が、ここの
主であるかのうに、その存在感を示しています。
青葉の頃、黄葉の頃は特に、絵画のグループなども
思いおもいの場所に陣取って、写生に勤しむ姿が
みられます。
最近は、絵画教室も盛んなようで、退職者相手だけ
ではなく、幅広い年齢層の男女が参加しています。
写生する人が見られるのは、定番になった場所だけでは
なくて、古い町並を歩いていると、ふっと、子供の時代に
遊んだり、出会ったような場所や、戦前のたたずまいの
姿そのままの一角に出会うことがあります。
安らぎを覚える瞬間ですが、地上げや建て替えも
進んでいるので、懐かしさに誘われて、絵にして
残そうという人たちのグループもよく見かけます。
先週、京都の山裾の社寺の巡ってきました。
森の中のお寺から更に奥へ続く道をたどると
奥の院と称される祠があるところにたどりつきました。
しんどい目をしてして、やっとたどり着いても、さほどの
文化財らしい祠でもないケースが多いですが、たいていは、
このような場所は、水が近くに無いため、火災に備えて、
バケツに3杯程度、所によれば5杯ほども赤いバケツに
水が汲み置かれています。
消防署の指導もあるのでしょうが、「備えよ常に!」
が防火にとっても基本です。
0 件のコメント:
コメントを投稿