ページ

2007年11月14日水曜日

カンバスの花は永遠に



















ひまわり(ゴッホ)



   毎年、見事な花をつける桜が通り筋にある

のですが開花季節になると、毎年、魅せられて、

  同じような写真を撮っているのですが、撮った

  写真を比べて見ると年ごとに樹勢が衰えて来て
  いるのに気がついて驚きました。

  記念や記録の方法としては、写真もよいのですが、
  花への思いの全てをカンバスに描き残せる画才の
  ある人をうらやましく思います。


  往時の見事な姿を、油絵にしておけば、散歩が
  できなく なっても、また、木が枯れても末永く、
  想い出と共に、楽しめるのにとつくづく思います。
例祭のときは、参拝客で混雑する神社も、普段は、
緑の森に映える赤い柱や社殿は、写生や、絵を
描く人たちにとっては、格好の場所になっています。

本殿の周りには、取り囲むように消火栓があり、
消防の 設備が完備されていて、さすがに、重要
文化財の 神社は防火には、厳しく対応をして
いるのだなと 感じます。

しかし、絵を描いている人のカンバスを見ると、中には
目障りなのか、消火栓を、描いていない人もいます。
写真と違って、絵画のメリットですが、もし、消防署の
関係者だったら、どのように描くのでしょう?
特に、丁寧に描くかな、などと思ったりもしました。

本殿を離れて、10歩分、鬱蒼とした杉木立に覆われた
奥の院を訪れると、火災に備えて、赤いバケツの防火
用水が祠の横に並べられています。
夏には、ここは蚊の巣窟になり、大変だなと思われ
ますが、防蚊より、防火が優先ですね。

0 件のコメント: