ゴッホ (ひまわり : 複製画)
木枯らし一番が吹いた翌日、幸いにも風も収まり
寒いながらも時折、お日さんも顔を出してくれる天気
になり、昨日の寒さが人々の挨拶でもあり、話題でも
ある一日でした。
ただ、この時期の厄介者は落ち葉です。
道や空き地は、落ち葉が占領しています。
排水溝や道端の吹き溜まりには落ち葉が積もっています。
各家庭では、この日の大仕事が、この落ち葉の掃除
に持出した大きなゴミ袋を引きずりながら、せっせと
落ち葉を詰め込んでいる人が、あちこちで見られます。
とてもロマンチックな落ち葉の在る油絵の世界では *
ありません。
町の住宅街では、特に多い落ち葉は桜とハナミズキ
です。
土手などの桜並木に降り敷かれている桜の落ち葉は
色目もきれいで、写真には格好の情景を提供して
くれますし、また、川面を埋めて、ゆったりと流れてゆく
落ち葉の布は、色柄を変えながら揺らいでいて、
見ていて飽きない場面でもあります。
困るのは、屋根と樋に溜まった落ち葉です。
女性や老人だけの家庭では、始末に負えないことに
なってきます。
早めに落ち葉を取り除く備えの無い家庭では、放って
おいて、縦の樋管に入って詰まらせてしまうと
それこそ、素人では手の付けられない事態になって
しまい、思わぬ出費を強いられることになります。
落ち葉掃除が先か、咲いた花を楽しむのが先かは
判りませんが、桜の花を楽しませてもらっているのに
掃除を手伝いましょうとも声を掛けない自分が、少し
恥ずかしくもあり、感謝の気持ちの日でした。
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