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2010年5月24日月曜日

介護福祉士研修生 第2陣

晩鐘  複製画  10号




インドネシアから、09年1月に来日した208人に続いて、

11月に第2陣が来日しました。

前回と同様に、看護師を介護福祉士の資格取得に備え

研修制度に参加するための来日です。

1回目は500人の予定に対して208人と惨憺たる結果

終わりましたが、2回目も同様に定員割れは避けられない

だろうとの見方が一般的です。

理由は単純で、要するに勘定に合わないということです。

研修生の受入をする施設側は、資格取得に備えて、先ず

日本語の研修を受けるの60万円を、また受入れ窓口の

厚労省の天下り先の「国際厚生事業団」(JICWELS)に

手続きの手数料・斡旋料として16万円が必要です。

さらに、受け入れ側の施設では研修期間中とはいえ

滞在中の3年間は、現場の実習作業をOJTで教育し

受験に備えた専門用語や法律などを教える必要があります。

この実習期間は、当然のことながら日本人と同等の

給与などの待遇条件が必要です。

3年後、日本人でも半数以上は不合格になる試験に

合格できず、資格を取れなければ帰国が待っています。

高齢化の進む日本では、2014年度には40~50万人の

人が介護の現場で不足する現実があるのですが、受入れ

施設側では、そこまで負担をして育てた人材が、3年後には

帰国させなければならない可能性が高いリスクに投資する

ことをためらうのは当然のことでしょう。

国は、このような条件の制度に毎年20億円もの税金が

投入されているのです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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