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2010年9月23日木曜日

鳥になる前の恐竜の化石が

マダガスカルの夕日  油絵  10号


卵と言えばニワトリを想像するように、鳥類は卵から

生まれることは常識中の常識。

では、恐竜は?となると、どうだったかな?

モンゴルには非常に多くの恐竜の化石が地面に散ら

ばっている、恐竜が生息していた場所があります。

ここで、恐竜の卵が多く見つかり、中には漢方薬だとして

売られているものもあるとか。

発掘される巣にある孵化前の卵の中には、孵った恐竜の

赤ちゃんが卵から這い出す姿のままの化石も存在する。

多くの種類の恐竜の化石の中に、鳥に進化する過程の

羽根になる骨を備えているものが見つかっている。

最近スペインで発掘された白亜紀前期(1億3000年

前)の地層から、背中や前足の骨の一部に突起を備え

おり、鳥の骨の構造に似ていることが判りました。

ここから、鳥に似た羽根のような構造を備えており、

中国で見つかっている鳥の起源とされる恐竜よりも

時代が遡るそうです。

恐竜がのし歩く時代の想像図には、空を飛ぶ始祖鳥が

描かれていることがありますが、空を飛ぶ以前は左右に

備えた団扇のような羽根をばたつかせながら、地上を

走り回っていたのでしょう。

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