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2012年5月11日金曜日

トキソプラズマ原虫に注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
桜並木





日本小児感染症学会の調査報告では、ヒトを

始めとして様々な動物に寄生する微生物の

トキソプラズマという原虫による先天性トキソプ

ラズマ症に感染して生まれた赤ちゃんが3年間で

16人見つかったと報告している。

妊娠中に妊婦の体内にいたトキソプラズマが

胎児の体内に移り、脳や目に障害を起こす。

世界では、人口の3分の1が感染しているとされ

日本人の感染率は20~30%とされる。

日本人の感染率が高いのは、生肉を食べる習慣と

特に、宿主となるネコを多く飼っていることが原因だ。

感染防止に備えて、妊婦は肉を食べるときは十分に

加熱することが必要であり、猫を飼っている家庭では

猫のフンなどが口に入らぬように注意することだ。

ある研究では、トキソプラズマのDNAの解析から

言動をハイテンションにする脳内物質のドーパミンの

合成に関与する働きを備えた酵素の遺伝子が

存在することが判っている。

ドーパミンは「脳内麻薬」とも呼ばれていて、分泌が

過剰になると危険や恐れを知らない異常行動や

異様に感激したり、興奮する働きを備えている。

ジェリーはトムからトキソプラズマを移されたのだ。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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