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2012年5月25日金曜日

東電 家庭向けが4割 利益は9割に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
白樺林





東電管内では大口向け電力料金が4月1日から

17%値上げされて、反対の声が渦巻いているが

東電は78%から合意を得ていると強気だ。

使用電力量で見れば家庭向けは38%だが、

契約件数は圧倒的に大きいから声も大きい。

値上げ大反対の声の中、東電は7月1日からの

値上げに備えて準備を進めていたが、5月11日に

経済産業省に10.28%の値上げを申請した。

家庭向けの一般的な「従量電灯B」契約では

使用量の段階別値上げ率は、120kwhまでは

「17円87銭」から「19円16銭」へ7.2%、120kWh超

300kWhまでは「22円86銭」から「25円71銭」へと

12.5%、300kWhを超えた部分では「24円13銭」が

「29円57銭」へと22.5%の値上げとなっている。

通常の一般家庭使用量は300Kwh前後なので

実際は15%前後になる可能性を備えている。

電気料金審査専門委員会が2006年から2010年

までの5年間の実態調査の結果、平均で電気事業に

よる利益の9割を家庭向けで得ていると公表。

4割の売上で、全体の9割の利益を得ているのだ。

弱い所にしわ寄せをし、取り易い所から取ると

する独占企業の実態そのままだ。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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