日本列島がいつ頃誕生したかを知る手がかりとなる
５億１１００万年前の地層が常陸太田市で見つかりました。
この地層につながる条件を備えた地層が大陸で発見
されれば、日本列島が分離した場所が判明します。
５億年前の地球はカンブリア紀と呼ばれており、地球上は
海で覆われた比較的温暖な時代でした。
海中には化石でお馴染みの三葉虫などが生息していました。
今度は地球の誕生に関わる国内の発見では最古の
時代の鉱物が発見されたニュースが伝えられています。
３７億５０００万年も前に存在した０．１ｍｍほどの砂粒
｢ジルコン｣で、富山県の宇奈月で見つかりました。
このジルコンが地中からのマグマに取り込まれて沈下し
花崗岩の中に含まれて、再び地上に現れたものです。
国内で発見されている過去最古の鉱物より、更に３億年も
遡る非常に古い時代のものとなります。
同時代の古さを備えた好物は中国の東北部でも発見
されているため、こちらのほうも日本列島の成り立ちを
知る上で欠かせない重要さを備えたものです。
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