コメの価格の安定化に備えた米穀安定供給確保
支援機構という機関が発表した2013年4~9月の
コメ消費量が、前年同期比で1割近くも減少した。
理由は、昨年秋に収穫された新米が5%以上も
高い値段であったことで米価の高値が続いたため。
消費量が毎年少しづつ減少し続けている所に
急激な値上げが在ったことで一気に消費が減った。
ここに来て危機感を覚えた関係者は止むを得ず
元凶となっている減反政策の見直しに着手した。
コメの品質の良し悪しに拘らず、一律に減反に
よる所得減を補償する仕組みを備えた現行の
制度を5年後をめどに廃止することに。
ブランド米を手掛ける農家を中心に新しい動きが
活発化しており、農協(JA)離れも著しい。
特に注目されるのがTPP加入を見据えたコメ
農家による新しい生産・流通組織造りだ。
また、通信販売を軸としたブランド米の小口販売も
急速に伸びており、3合(450~500g)単位で
袋詰めして販売するもので、大幅な伸びを示して
おり、店頭から重いコメの袋を担いで持ち帰る
姿を見る機会も減りそうだ。
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