国立感染症研究所は12月27日に、今冬のイン
フルエンザが全国的な流行期に入ったと発表。
12月22日までの1週間に、全国ある約5000の
医療機関を訪れた患者数が6824人となり、1医療
機関当りの平均が流行の目安となる1.0人を
超える1.38人となった。
特に患者数の比率が高いのが山口県で、平均
5.12人となり、次いで鹿児島県の4.67人など
九州、四国地方で感染比率が高い。
同期間の東京都域では平均が1.1人となって
流行期入りを示しており、都ではこまめな手洗いや
うがいの励行を呼び掛けている。
流行しているインフルウィルスのタイプでは、高齢
者が重篤化し易いA香港型が6割を占めていて
特に高齢者や体調の良くない人は要注意だ。
厚生労働省では、流行に備えたインフルワクチンは
9月末時点で、6600万人分の準備がされている。
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