２０１２年７月に導入された再生可能エネルギー
固定価格買取制度は、３年間に限って「プレミ
アム価格」による買上げの優遇措置を備えて
いるため、太陽光発電パネルの設置が急増。
２０１２年度に２００万ＫＷに前年度から倍増。
２０１３年度は５００万ＫＷへと２．５倍なり、新期
設置発電容量で世界一になる可能性がある。
だが、プレミアム制度が終了する２０１５年には
急減する可能性があり業界では懸念材料だ。
世界的にも太陽光が備えているクリーンなイメ
ージもあって各種の設備が開発が進んでいる。
中でも、２４時間発電が可能な集光型太陽熱
発電が注目を集めており、イタリアのシチリア州
では３０ＭＷ（３００００ＫＷ）の発電能力を備え
４０，０００所帯分の電力が賄える。
太陽光を硝酸ナトリウムと硝酸カリウムの混合
物の入る容器に集めて加熱して発電エネルギー
とするもので、この溶融塩は太陽熱を蓄積する
ことが出来るので２４時間発電が可能となる。
２０１５年稼働を目指して建設が進んでおり、完成
すれば世界初の施設となる。
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