6月には入って、北海道では4日連続で35℃
以上を記録する猛暑地点が出る暑さ続き。
6月3日には、十勝の音更町駒場37.8℃と
6月の観測史上で最高となる猛暑となった。
気象庁は、北海道の各地に対して猛暑に備える
「高温注意情報」を出して注意を呼び掛けた。
さらに4日にも、上富良野町で36度8分を記録
するなど36℃超を記録する地点が続出した。
一方、4日には中国、近畿、東海も平年より早く
梅雨入りしたが、8日頃からは関東地方を中心に
豪雨続きとなり、洪水などの災害に備えた避難
騒ぎが各所で発生している。
こうした現象は、本州から九州地域をU字型に
すくい上げるような形に上空の偏西風が大きく
蛇行しているため、本州上では低気圧が、また
北海道では高気圧が偏西風で囲い込まれる
ようになってゆっくりとしか移動できないことが
原因となっている。
3日から5日も居座る高気圧や低気圧で猛暑や
豪雨続く天気になす術がない日が続く。
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