６月２４日、関東地方西部は突然の大荒れの
天候に見舞われた。
気象庁は、荒れ模様の天候に備えて、午前４時
４０分に「雷と突風及び降ひょうに関する東京都
気象情報 第２号」を発令し、関東甲信地方の
上空約５５００メートル付近で氷点下１２度以下の
寒気が流れ込む見込みと発表。
更に、落雷や竜巻などの激しい突風、降雹や
強い雨に備えるように注意を呼び掛けていた。
午後２時ごろから、世田谷区から調布市や三鷹
市などにかけて、激しい雹や雷雨となった。
直径が２～３ｃｍにもなる大きさを含む雹が降り
積り、所によっては数ｃｍから１０ｃｍにもなった。
目の前が見通せないほどの豪雨や雹で、交通は
マヒし、雹が排水溝を塞いで各所で冠水。
夜９時にも、同様の内容の気象情報５号が発令
されるなど終日大荒れだった。
翌２５日にも、関東地方から新潟県にかけて
大雨洪水警報が出される暴乱気象が続いた。
北からの寒気、南から湿気を含む暖気が関東
地方上空でぶっつかって激しい上昇気流で
黒雲渦巻く積乱雲が雹が降る大荒れを引起した。
過去に熊谷市で降った直径が２９．６ｃｍ、重さ
３．４Ｋｇの雹が世界最大だと言う。
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