善玉コレステロール（ＨＤＬ）の働きは身体にある
不必要なコレステロールを回収して肝臓に運び、
血管に付着するコレステロールを剥がしてくれる。
だが、このＨＤＬを増やすのは難しく、日常生活
では、先ず禁煙、適度の運動と過食などで太ら
ないこととされている。
日本の伝統食品である凍り豆腐・高野豆腐が
血中の中性脂肪値や悪玉コレステロール
値を下げる働きをする成分を備えていることが
主生産地である長野県氷豆腐く業協同組合の
実験で確認されているが、そのメカニズムは不明。
１ヶ月間適度の凍り豆腐を食べ続けた後の検査
結果で、ＨＤＬ値が１００ｍｌ当たり３ｍｇ上昇し、
動脈硬化指数も下がっていることが確認された。
良質な植物性蛋白質を含む伝統食品は、現代
人にとって願ってもない健康の源を備えていた。
ＨＤＬ値を上げるには、中性脂肪値を下げることで
あり、両者はシーソーのような関係にあるとされる。
食生活では、何より腹八分目が基本。
食べ過ぎで余ったエネルギーは中性脂肪になり
内臓脂肪として蓄えられて肥満に繋がる。
エネルギー源になり易いのは炭水化物だが、
先ずは砂糖を始めとする糖分を減らすこと。
果物含む果糖も糖分であり、食後のフルーツは
糖分の摂り過ぎに繋がり注意が必要だ。
ＷＨＯの指針では、日本人は砂糖類の摂取量を
半減させ１日当り２５ｇにするよう提言している。
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