５月末ごろから日本全土は一気に真夏並み。
暑さへの備えがない所への連日の暑さで大変だ。
関西では真夏日が６日連続となり、京都では
猛暑日も記録する暑さで街ゆく人はげんなり。
だが、どこかおかしいのは北海道の暑さだ。
北海道のオホーツク海側を中心に連日の暑さで
遂に６月３日には遠軽町で３５．８℃と６月の
気温としては観測史上最高気温となった。
３月頃から続いている偏西風の蛇行によるもので
南下した偏西風の流れが朝鮮半島付近で北上し
日本列島を覆って、今度は北海道の東側で
南下して再びＵターンして北上している。
日本の上空の高気圧を包んで押え込むように
なっている所へ、東から北京周辺で４０℃以上を
記録した暑い空気団が北海道へやって来たため
高気圧と重なって特に暑くなった。
この偏西風の蛇行の影響で３月から５月にかけて
北海道から九州にかけての日照時間が平年より
２割ほど多くなり、各地で観測史上最多を記録。
この暑さで今夏は猛暑への備えが大変だなと
思っていたら、気象庁はむしろ冷夏かもと予報。
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