8月20日、太平洋側で発生したハリケーン
[ヒラリー(Hilary)]が、カリフォルニア州に
上陸した。
上陸時には、熱帯低気圧となっていたが、
カリフォルニア州に上陸するのは1997年の
[ノラ]以来84年ぶり。
熱帯低気圧警報が、ロサンゼルスを含む
州の南部に発令された。
カリフォルニア州南部は、乾燥した気候で
知られており、夏にまとまった雨が降る
ことは極めてまれなこと。
この影響で、ロサンゼルスやサンディエゴ
などでは1日あたりの降水量が、8月としては
観測史上最多を記録。
また、乾いた涸れ川に、豪雨による雨が
一気に大量に流れ込んだために洪水騒ぎも。
ハリケーン[ヒラリー]は、米国立ハリケーン
センター(NHC)の米東部時間16日午前11時の
発表では、メキシコのマンサニージョから
約760Km付近を、西北西に進んでおり、
最大風速は約18m/sだった。
18日には、カテゴリー3のハリケーンに
急速に発達し、風速は50m/s以上に
達すると予想された。
NHCは18日未明の時点で、ヒラリーは
カテゴリー4に発達し、カリフォルニア
半島南端のロスカボスの南約685Kmに
位置し時速22Kmで西北西に進んでおり、
19日中には方向を変え徐々に北に向かい
カリフォルニア州に接近すると予測。
カリフォルニア州の一部には、ハリケーン
注意報および熱帯暴風雨警報が出された。
この付近は、北太平洋を北から下って来る
カリフォルニア海流の中心付近であり、
海表面の冷たい温度に冷やされて、ハリ
ケーンの中心気圧は急速に低下して、米大陸
接近時には熱帯低気圧となっていた。
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