デスバレー国立公園は、カリフォルニア州の
中部で、シエラネバダ山脈を超えた東側の
モハーヴェ砂漠の北に位置する。
山脈を越えた乾いた風が吹き下ろす米国一の
乾燥地帯で年間の降水量は平均約55.9ミリ)。
デス・バレー(死の谷)の地名の由来は、
ゴールドラッシュ時代に金塊を掘り当てる
ためにカリフォルニアを目指した一発屋達が、
この谷に迷い込んで、水不足と飢餓で命を
落としたことによるという。
この谷に、バッドウォーターと呼ばれる
海抜下86mの地点があるが、こんな過酷な
砂漠環境でも、多くの動植物が見られる。
世界で最も暑い公園では、2020年8月16日
午後、気温54・4度の世界最高気温を記録。
このデスバレーに、8月20日に年間降水量に
匹敵する大雨に見舞われて、各所で洪水被害が
発生し、公園は2週間以上にわたり閉鎖された。
こんな暑い、過酷な地域に洪水をもたらした
のは、84年ぶりにカリフォルニア州に上陸した
ハリケーン[ヒラリー]によるものという。
乾燥地での集中豪雨による被害発生では、
2022年7月27日から30日にかけてイランの
各地が大雨に見舞われて、国内31州のうち
20州で洪水や鉄砲水が発生。
年間を通じて雨量の少ない乾燥地帯を襲った
集中豪雨で死者361人、行方不明者32人が出た。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿