2024年01月01日 16時10分頃、石川県珠洲市の
北部、半島の北東端に近い場所の深さ20Km
付近を震源としたM7・6の地震が発生した。
この付近では、2020年頃から群発地震が頻発。
専門家による調査で、地下から上昇して来た
流体が、地下10~15Km付近に存在し、この
流体の移動で地震が発生していることが判明。
2023年5月5日に、1月1日の地震の震源と
ごく近い場所の、深さ12Kmを震源とする
M6・5の地震では、珠洲市では震度6強を観測。
この地震後の調査で、流体は海底方向へも
移動していることが報告されていた。
1月1日の地震後の専門家による調査では、
半島北の沖合を沿って走る複数の海底活断層が
関連したと報告され、流体がこれらの断層内に
入り込んだことが引き金になっている可能性も。
この地震で、能登半島北側の輪島市を中心に、
直線距離で約90Kmで、鹿磯漁港4mが確認
される隆起が発生し、範囲は4・4平方Kmにも。
地震後に発生した津波では、この隆起地域では
観測されなかったが、珠洲市飯田港4・3m、
能登町白丸4・7mを観測したほか能登半島では
南の七尾湾でも2m以上を観測している。
また、新潟県上越市で最大5・8m、直江津市で
4・5mを観測したほか、佐渡市で3・8mを観測。
富山湾沿岸部では、海底地すべりによるものと
思われる津波が、先行して到達していた。
気象庁では、過去の日本海沿岸の大地震の
記録から、およそ1か月後にもM6から7クラスの
地震が起きていているため、今後2週間から
3週間ほどは最大震度5弱程度かそれ以上の
地震に注意するようにと呼びかけている。
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