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2024年2月27日火曜日

地震調査委員会 猿山沖セグメントも動く

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山 茶 花



政府の地震調査委員会は、2月9日に定例の

会合を開き、1月に全国で起きた地震の評価

結果をまとめた中で、能登半島地震に関連する

新たな評価も報告された。

能登半島地震では複数の活断層の活動が報告

されているが、そのうち能登半島の北西にある

[猿山沖セグメント]と呼ばれる海域の活断層が

ずれ動いた可能性が高いとする見解を示した。

 個の海底断層は、産業技術総合研究所による 

評価では、F46:羽昨沖の断層の断層として

報告されている断層。

気象庁の報告による震央からは猿山灯台まで

17・5Kmほどの地点であり、志賀原発からは

19Km余の距離である。

ここを震源とする地震が、1月02日17時13分頃

M4・6,震度5強の揺れが観測された後、1月

26日 14時40分頃にもM4・5の震源となるなど、

猿山の東部も含めて1月後半の余震の震源が

集中する活動が活発化している地域になる。

また、1日の地震発生後、僅か3分ほどで

震源から離れている富山湾で高さ80㎝ほどの

津波の発生が富山市で観測された。

この津波について、地震調査委員会富山湾で

富山湾の海底の崖の大規模な崩落による

ものとして報告されている。

富山湾には産業技術総合研究所による調査で

F45と呼ばれる断層が存在が報告されている。

更に、国土地理院の調査で、今回の地震で

珠洲市若山町でも全長およそ4Kmにたって

地盤が隆起し、高さ2m余りの[崖]が全長

約4Kmに及んでいることが確認された。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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