1月1日発生した能登半島地震地震で、北陸
電力志賀原子力発電所の構内では震度5強の
揺れを観測し、建屋の外にある外部から電気を
受ける際に使う変圧器が壊れた。
この影響で、あわせて3系統5回線ある送電線の
うち、1系統2回線が現在も使えず、復旧の
見通しは立っていない。
北陸電力は、ほかの系統から電気を受けられて
いるほか、非常用のディーゼル発電機なども
備えていることから、使用済み核燃料を保管
するプールの冷却など安全上重要な設備の
電源は確保されているとする。
この地震で、トラブルが続いた志賀原発、
1月17日には、非常用ディーゼル発電機の
5台のうち1台が試運転で停止。
送電線につながる外部の変電所で、絶縁に
使うセラミック製の部品名破損が見つかる。
志賀原発周辺に設置されている放射線量を
測定するモニタリングポスト116か所のうち
最大18ヶ所で、一時、データ取得が不能に。
今回の地震で、志賀原発では、周辺で避難や
屋内退避が必要な事態にはならなかったものの、
能登半島では、道路の寸断や建物の倒壊が
相次いだ状況から、もし、避難を迫られる
事態になった際には、スムースな避難ルートが
確保されるのかに、不安が残る。
国の原子力災害対策指針では、原発で重大な
事故が起きた場合、
▽おおむね半径5キロ以内の住民は直ちに避難し、
▽5キロから30キロ以内の住民は、自宅や
避難所などの建物の中にとどまる[屋内退避]を
行ったうえで、地域で計測された放射線量が
一定の値を超えた場合に避難を始めるとある。
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