中国国家統計局は、昨年12月現在の失業率は
5・1%と発表し、7月から発表を中止していた
若年層の失業率については、6月度の21・3%に
対して14・9%と劇的に改善したが実態は
悪化してることには間違いがない。
12月の数値では求職活動中の学生を除外。
23年の後半には、中国国内では倒産や廃業、
企業縮小が相次ぎ、工場労働者を中心に
数百万人規模のレイオフや給料未払いに
発展し、帰郷する出稼ぎの農民工も増加。
中国のハイテク企業が集中する広東省深圳
では100社以上の企業が廃業に追い込まれ、
11月から、駅は帰省する人で溢れているという。
理由の一つは、政府がハイテク企業を対象に
した支援補助金うぃ打ち切ったことも原因。
年間1000万トンの生産を行っていた鉄鋼の
大手工場が11月1日から生産の全面中止で
7000人が失業、代表的なテクノロジー企業の
動画共有サービス会社が1割の人員削減で
1万人が失職。
自動車関連でも、EVは好調とはいえ過剰生産で
乱売合戦が行われている中、韓国の現代自動車は
重慶工場も閉鎖し、5工場が2工場に減少。
日本の三菱自動車に次いでマツダも撤退へ。
トヨタ自動車は、7月に約1000人を削減して
いるが、販売不振でこの先も生産縮小が
避けられず、雇用者数の多い自動車産業でも
人員削減が続きそうだ。
23年下半期だけで、約400カ所の工場などで
ストライキが発生が発生するなど、労働争議の
多発や若者の就職難について、習近平は
[一部の企業は苦境に立たされ、また就職が
厳しく日々の暮らしに困る人々もいた]などと
経済環境の悪化を認めざるを得なくなった。
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