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2010年4月2日金曜日

行き場がない救急患者

赤いアステイルベの花  油絵 10号






09年度に救急患者のたらい回しが大きな社会問題と

なり世間を騒がせました。

受入れるベッドが空いていない、処置できる医者が

居ない、或は担当医師の手が空いていないなどが

主な急患受入れ断りの理由でした。

特に、妊婦や小児の急患の場合は、待ったなしであり

受け入れに備えた対応が出来なのは大問題です。

受入側の最大の要因は、医師の絶対数の不足や

超過重な勤務の実態が挙げられています。

先進国での比較データーでも、ベッド100床当りの

医師数で、アメリカが約67人に対して日本は約14人と

1/5に近い数字であり、ドイツ、フランスの約1/4です。

また看護職員数は、同じくベッド100床当りでアメリカの

240弱に対して日本は1/4以下、ドイツ、フランスの

半分ほどです。

必ずしもベッド数当りでの比較は、その国が備えている

医療の手厚さ、質を正確に表していはいませんが

イザという時の患者の受け入れに備えた態勢として

見れば、日本の急患たらい回しの要因が浮び上がります。

医師不足への対応策の一つとして診療報酬の全体

部分の0.19%の引上げが今年度から実施されます。

もう一つの、医師の過重負担の軽減策として、看護師で

できる医療行為を拡大する対策が検討されています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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