
ソメイヨシノが開き始めると、道行く人は満開が待ち
遠しそうに見上げて通り過ぎてゆく。
その日に備えて、公園周辺では屋台の準備や、提灯の
飾りつけなどで、日一日と雰囲気が盛り上げって行く。
そんなある日、1本の大きな木の下には早や、非常に
多くの開いた花が散らばっていた。
別の桜並木では、ところどころで、特定の木だけの下に
花が広がって落ちている。
拾ってみると、どれもこれも、花の付け根、ガクの下から
ちぎられており、落ちるて来る時には、傘が落ちるように
花弁が上になって舞い落ちてくる。
木の上にはヒヨドリやスズメが集まって来ているのが
下から感じ取れる。
ガサツなヒヨドリは、花弁を羽根で叩き落すように、派手に
花の間を鳴き交わしながら飛び回る。
花柄を噛切って落としている犯人は、どうやらスズメで
あることが判った。
桜の花は、ガクの付け根辺りに密を備える部分がある
ようで、スズメがこの美味しい部分を食べているようだ。
正倉院の御物に登場する花喰い鳥とは大違いの無粋な
花喰い鳥である。
でも、五弁揃った花が上向きに、広がっているのも
美しいもので、緑の芝生の上ならもっと映えるだろうに。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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