温室効果ガスの削減目標 １００％

花と青い花瓶　　油絵　　１０号






昨年のＣＯＰ１５では、地球温暖化阻止に備えて温室

効果ガスの排出量を削減する目標数値を、各国が確認

する会議になることに大きな期待が掛かっていました。

しかし、全世界の排出量の４０％余を占めている中国と

アメリカのあからさまな会議つぶしの行動で、何らの

具体的な成果が得られずに終わりました。

京都議定書の期限切れを目前にして、何らかの前進に

備えて、今年の１月末までに、主要国は改めて１９９０

年比で２０２０年までに削減する目標値を提出ことに

なっていました。

日本は、既に宣言してしまっている２５％削減目標を

すべての主要国が参加することを前提にした条件を

確認した上で提出しています。

温暖化で海水位が上昇して国土が水没する危機に

直面しているキリバスやモルディブなどの島礁国では

一刻の猶予も許されない危機感が漂っています。

海抜が１メートル以下のモルディブでは昨年秋には

水中で閣議を開き世界的な話題になりました。

１月末の温暖化ガス削減目標値については１００％

として提出しています。

すべての温室効果ガスに依存するエネルギー源を廃止し

太陽光と風力などに切り替えるとするものです。

雇用が先ずあってのことだ、或は経済発展を犠牲には

出来ないとする米中を動かせればうれしいことなのですが。

　「備えよ常に！　備えあれば憂いなし」ですね。
　
　健康と安心のメタボへの備えは？







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