2008年度には、穀類のバイオエタノールの原材料化に
投機が活発化して、穀類を主とした食糧価格が高騰し
世界の食料不足が深刻化し、大きな問題となりました。
構造的な問題を備えているとはいえ、この食糧価格の
高騰が収まった後も、食料不足は抜本的な解決を見ず
依然として飢餓人口は増え続けています。
この時期に1億数千万人が新たな飢餓の状態に置かれて
今年には10億人を超えると予測されています。
世界人口の約7人に1人が飢餓の状態にあることになります。
特に飢餓人口の多いのは後進国とされている国々では
なくて、経済発展の著しい中国とインドです。
市場経済化の浸透と共に国内での所得や生活格差が
広がるだけでなく、底辺層の生活基盤が圧迫されたり
低収入の都市労働者に追いやられたりして、飢餓人口が
増加してると推測されます。
飽食の日本では、飢えで死ぬなどということは、起こり
得ない社会保障体制を備えていますが、統計的には
世界における死亡率の1位は飢え死です。
世界中で一日当り約2万5000人が飢餓が原因で
亡くなっており、その半数以上が乳幼児です。
世界人口は依然として増え続ける中、需要に応えるだけの
食糧供給増に備えた増産体制が追いつけない現実がある
限り、飢餓人口は今後とも増え続けることになります。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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