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2012年4月12日木曜日

増えないメタボ検診受診者

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
初秋の富士山




2008年4月にスタートしたメタボリックシンド

ローム(内臓脂肪症候群)特定検診制度の検診

受診者数が頭打ちになっている。

2010年度(平成22年)の受診者は2259万人、

受診率は43%だった。

40歳から74歳までの人を対象に始った成人病と

される糖尿病や高血圧症などの予防に備え

早期発見、早期治療を目指した画期的な制度と

されているが、受診率が半分に満たない状況だ。

欧米に比べれば肥満率が低いとされるが、メタボ

診断での早期治療は、患者だけでなく国にとっても

医療費の大幅削減につながる。

BMI25以上を肥満とし、BMI22を標準とする

ことには、現実的でなく、医者の仕事を増やす

ための患者集めだとする批判も少なくない。

また、女性の腹囲基準が依然として90cmの

ままであることにも疑問が多く出ている。

女性に「隠れメタボ」が多いとされる原因にも

力を貸しているのも事実だろう。

制度の在り方を、早く見直さない限り、受診者率

70%など達成できるはずもない。

 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
 
 健康と安心のメタボへの備えは?







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