人間の体は酷使により痛みが出るだけでなく
老化による様々な痛みが出る。
加齢と共に増えるのが関節痛や神経痛だ。
だが、働き盛りの年代層の人が、身体の痛みで
仕事を休まなければならないとなれば問題だ。
厚生省の調査では、アンケート調査を基にして
全国の労働人口のうちの３００万人近い人が
何らかの痛みが原因で、１週間以上仕事を
休んだ経験があることが判った。
働いている人のうち５％に近い大きな数字だ。
アンケート調査からは、痛みが出た部所は
腰が最も多く、２２％で、膝が１９％、肩が１１％。
腰痛の原因の多くは、ぎっくり腰や長時間座り
続ける就労時の姿勢なども大きな原因だろう。
また、肥満や運動不足も大きな要因となるので
日常の生活態度も大きな要素を備えている。
働き盛りの層での外的要因による労力の損失は
国にとっても座視できない大きな問題を備えている。
生活環境と共に、抜本的な労働環境の見直しの
積極的な取組みが欠かせない。
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