４月から飲食料品に対する放射線量の基準値が
大幅に厳格化され、チェルノブイリ原発事故後、
ベラルーシが安全性に備えて設けている基準
より、今回の日本の基準の方が厳しく設定された。
野菜類などの栽培品は土壌管理である程度は
数値管理が可能になる可能性を備えている。
だが、海から獲って来る魚類は、浜に揚げて
検査しなければ出荷の可否が判らないため、
セシウム濃度が懸念される地域の浜では
混乱が生じており不安も広がっている。
東北地方で広く栽培されている葉たばこの
安全性については、日本たばこ産業（ＪＴ）が
放射性セシウムの受入検査基準値を設定して
セシウム防除に備え厳しく管理することになった。
１Ｋｇ当り５００ベクレルであったものを、１００
ベクレルに引下げ、指定地の葉タバコ農家からの
受入検査で厳格に選別すると言う。
だが、喫煙者から不本意ながら吸わされる煙で
微量とは言えセシウムも一緒にとなればたまらない。
これが機会に禁煙化が一段と進むことを期待。
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