烏龍茶、鉄観音や普洱(プアール）茶など中国茶は
日本人とってはお馴染の名前で、特に体質改善や
ダイエット機能を備えているとしてフアンが多い。
10数年前、多様な中国茶を知って特に気に入った
のが、中国雲南省南部特産のプアール茶だった。
かっては、四国の山深い地域でも造られていた
固形茶も、このようなお茶だったかとも思った。
だが、何年か後、中国茶が本来備えているべき
特質は失われ、需要増と共に品質は著しく悪化。
プアール茶にも、発酵させて製造する過程で
糞尿が用いられているものまで現れて、日常の
飲用茶は中国茶から日本茶に戻った。
最近、中国茶はますます、健康茶のイメージを
増幅させて西欧にも多く輸出されている。
グリーンピースの最近の調査では、中国茶の
９大メーカー製品から強い毒性を備えた農薬が
多種類検出され、中には生殖機能や胎児の
発育などに深刻な影響及ぼすメソミルやエンド
スルファン、フェンバレレートなども検出された。
だが、中国茶葉流通協会会長は、国際食品
規格委員会の制定基準に従っているとしている。
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